第12話の感想です。
今までの話。
第12話のあらすじ
【聖人の凱旋】
ユグドミレニア一族が所有していた大聖杯は、赤のアサシンの宝具「虚栄の空中庭園ハンギングガーデンズ・オブ・バビロン」によって、赤の陣営に強奪された。
彼らを追うルーラーと黒の陣営は空中庭園へと突入する。再び赤のランサーと相見えた黒のランサーであったが、ルーマニアを離れた彼の力は弱まっていた―。
そこへ、マスターであるダーニックが現れある提案を持ち掛ける。
感想
今回面白かったなー。
前回に続き、ヴラド3世が散々嫌がっていた宝具をダーニックが発動させる話からのスタートでした。
ここまでずっと冷静だったダーニックが本性を表しましたね。なんか魔術師ってこういうところありますよね。目的のためには手段を選ばない。そして狂っているそんな感じでした。
それにしても『やめろよ!絶対やめろよ!』からの令呪発動は、まさにダチョウさんを彷彿させる展開でしたね。
宝具【レジェンドオブドラキュリア】を発動したヴラド3世は、以前の威厳ある姿からは程遠い、ドラキュラというただの化け物に変身してしまいました。
発動を散々嫌がっていたのもわかります。
ヴラド3世は変身したものの、ダーニックの思い通りにはなるまいと槍で彼を突き刺します。
そこからダーニックの怒涛の令呪連発で、ヴラド3世はダーニックを取り込み、大聖杯を欲するただの化け物になってしまいました。マジで救われねー…
ただの化け物かつ放っておけば全世界が吸血鬼化してしまうヤバイやつを倒すため、赤黒陣営+ルーラーの吸血鬼絶対倒す連合軍が結成されます。
共闘展開はやはり熱い!なんというか『うわぁ〜これ絶対強いじゃん…(ドキドキ)』みたいになりますよね!いい!本当にいい!
そして戦闘が始まるのですが、いいですね!かっこいい!いい戦闘。
カルナさん一人でもなんとかなったような気がしなくもないですが、みなさん強い!
そんな感じでヴラド3世を追い詰めたんですが、突然赤陣営のサーヴァント達が『うっ…』ってなって動けなくなった模様。
どうやらマスター達(そもそも生きているのかすらわからない)の令呪がシロウに取られたのかな?とにかく令呪がなくなっていました。それで魔力供給が止まったのでしょう。
その隙をついて、ヴラド3世は大聖杯の場所まで一気に進みます。
そこで待っていたのはシロウでした。
どうやらシロウとダーニック(ヴラド3世と合体中)は60年前の冬木の聖杯戦争で会っていたようです。
ダーニックはシロウの神父の力によりあっさり浄化されてしまいます。
ちょうどその時追いついたジャンヌは驚愕の表情を浮かべます。
シロウは60年前の冬木の聖杯戦争で召喚されたサーヴァントでありルーラー。
真名は【天草四郎時貞】
うぇーマジかよ…
と言うかこれに関してはやっぱりでしたね。シロウがサーヴァントなのは、聖杯大戦の戦場に単身出て行った時からわかっていた話ですし、過去回想で虫のじいちゃん(名前わからん)の後ろに天草四郎といえばこのシルエットみたいなのが立っていたのでそうじゃないかなとは思っていましたが、まさか的中とは。
でもまさかルーラーだったとは…これまた回想で、アイリスフィールみたいなのと行動をともにしていたので、普通のサーヴァントだと思っていましたが…
そもそも冬木の聖杯戦争もルーラーが召喚されるくらい荒れていたってことなんでしょうか?そしてダーニックがシロウを見た時の表情は、どこか恐怖に引きつっているようにも見えました。
一体冬木の聖杯戦争で何があったのか。なぜシロウが未だ現界し続けているのか。気になりますね。
今回は戦闘パートがしっかりあって楽しめたし、後半も超展開であっという間に終わってしまいました。
正直見始めた頃は『う〜ん』って感じでしたけど、徐々に面白くなってきて今回は前半戦のピークでしたね!
ちょうど折り返し地点で、来週は総集編っぽいので後半の物語に期待しましょう!
次回へ続く!